フルート初心者におすすめのフルート
フルートを始める時に一番悩むのは、どのフルートを選べばいいのか、ということですよね。
フルートは、メーカーもいくつもあるし、モデルも値段もいろいろ。
しかも、カタログを見てもどれも同じにしか見えないという、フルートをやったことのない初心者の方ではどれを選んでいいのか分かりにくいところです。
今回は、実際にレッスンをやっている立場から、生徒の方におすすめしているフルートを紹介していこうと思います。
どのフルートがいいのか分からない初心者の方は、参考にしてくださいね。
●おすすめのフルートメーカーは2つ
フルートメーカーはいくつかありますが、初心者向けのフルートを作っていて使いやすいフルートは、「ヤマハ」「パール」この2つです。
昔はヤマハのフルートが安定してよかったのですが、今はパールのフルートフルートもかなり質が良いので、どちらのメーカーでも初心者の方ならおすすめです。
●初心者にはカバードキーがおすすめ
フルートには、指で押す部分に穴が開いていない「カバードキー」というモデルと、穴が開いている「リングキー」というモデルがあります。
リングキーだとしっかり穴を押さえていないと音が出ないので、初心者には難しいです。
音の出しやすい「カバードキー」のフルートを選ぶようにしましょう。
●フルート初心者におすすめのモデル
フルート初心者におすすめのモデルは、やはり洋銀製のフルートか、頭部管銀製のフルートです。
簡単に説明すると、
・洋銀製・・・すべて合金に銀メッキのフルート
・頭部管銀製・・・吹き口の管が銀製のフルート
このような違いです。
値段は、洋銀製のフルートが10万円以内、頭部管銀製のフルートは10万円以上が一般的。
音色は、洋銀製に比べると頭部管銀製のフルートの方が銀が使われているので、音の柔らかさや響きはあります。
このあたりが分かれば、あとは金額と相談してどのモデルを買うか決めるという感じになります。
●それぞれのフルートの値段など
初心者向けのフルートの値段は次のような感じです。
◆洋銀製のフルート
販売価格¥71,600
販売価格¥71,064
◆頭部管銀製
販売価格¥131,270
販売価格¥122,850
洋銀製のフルートはどちらも値段は同じくらい。頭部管銀製は、少しパールフルートの方が高いという感じになっています。
好みも問題もあったりしますが、楽器の質で買うならパール、値段で買うならヤマハ、という感じでしょうか。
楽器店にフルートを探しに行くと、スタッフの方から高いフルートをすすめられることがよくありますが、フルート初心者であればこのあたりの値段のモデルが扱いやすいので、覚えておいてくださいね。